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第一反抗期ってなあに?

ろりぽっぷ 1006号 2016年12月16日

ろりぽっぷ1006号

最近、うちの子は何にでも反抗して手におえなくて困る、といったお話をよく耳にします。毎日の生活の中でそういったお子さんを相手にして暮らすのは母親にとって、とても大変なことだと思います。でも幼児期の反抗とはどういった意味をもつのでしょうか。人には第一反抗期(2、3歳)、中間反抗期(7〜9歳)、第二反抗期(思春期)があると言われています。私の敬愛する故 平井信義先生のことばから紹介します。

第一反抗期ってなあに?

「第一反抗期」と呼ばれている時期は、自発性が順調に発達している子どもの場合には、2歳から3歳の間に表れます。そのような子どもは1歳台において「いたずら」は許容され、自発性が順調に発達しており、意欲的な子どもです。
「第一反抗期」の状態は、「イヤ!」という言葉が多くなることです。少しでも「〇〇しなさい」などの命令口調で言いますと、「イヤだ!」と答えるでしょう。命令口調で言うことの多いお母さんですと、子どもの返事にも「イヤ!」が多くなり、何もかも「イヤ!」とか反対のことを言って対応するような子どもになることさえあります。子どもの「イヤだ!」という言葉を少なくするためには、できるだけ命令口調を用いないようにすることです。「お母さんは〇〇をするとうれしいんだけどな」とか、「お母さんはそれをされるといやなの」などとお母さんの気持ちを表現し、あとは子どもにまかせるのです。すぐに言うことを聞いてくれないかも知れませんが、お母さんの気持ちは子どもに伝わります。そして、次からの行動が少しずつ変わってきます。思いやりの心が芽ばえてくるからです。
第一反抗期には、「イヤ!」という言葉とともに、「自分でする!」と言って親たちの援助を拒否する言葉が多くなるものです。それは何もかも自分でやってみようという自発性・独立心の表れですから、「自分でする!」と言い張る子どもの言葉を尊重する必要があります。ところが親にしてみれば、子どもの力ではできないようなことでも「自分でする!」と言ってきかないので、つい叱りたくなるでしょう。しかし、子どもには自分の力でできるかどうかの判断がつかないのです。ですから、何にでも挑戦しようとしているのです。その意欲を大切にしてほしいと思います。
もし、いろいろとやってみてもできなかったということがあれば、ついに子どもは「ママ、やって」と言ってくるでしょう。その時には、「ほら、ごらんなさい!」などと非難の言葉を浴びせるのは絶対に避けるべきです。それは、劣等感を与えるからです。この言葉を多く浴びせられた子どもは劣等感のかたまりのようになってしまいます。自信のない子どもが作られるといってもよいでしょう。では、どのように言ったらよいでしょうか。それは、「この次にはがんばろうね」という言葉です。つまり、再び挑戦してみようという意欲を刺激しておくのです。そして、挑戦の機会を与えることを忘れないようにしましょう。以前に失敗したことが今度は成功した、という時に、子どもは最も強い自信ができるからです。それを逆に言えば、失敗の体験もまた大切だということです。ですから、子どもにはどんどんと失敗を体験する機会を与えましょう。ただし、次の機会は成功するような機会になるように、子どもがねらっていることを忘れないようにしましょう。

※頭ではわかっているけれど、平井先生のおっしゃるようにはなかなかできないものですよね。でも、頭のすみに入れておくと、少しはお子さんへの対応が変わってくるかもしれません。

どこか私たち大人は、素直に言うことを聞くおとなしく礼儀正しいよい子を求めているところがあります。でも、大人の価値感で「よい子像」を押しつけてしまうと、いたずらやけんかも少ない、まじめで反抗期のない自発性の発達が遅れた子どもになってしまいます。
今、社会的に問題になっている少年たちが、いずれも子ども時代「よい子」だったと言われているのは大変気になるところです。反抗期は通過すべきもの、「脱よい子」ぐらいに思ってドーンと構えていた方がよいようです。
<園長>

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あったかいおもちを丸めたかったな!

ろりぽっぷ 1005号 2016年12月9日

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楽しみにしていたおもちつき。昨日子どもたちは、何とかおもちをつく体験をすることができました。

先週号でお知らせした通り、胃腸炎が広がってきたこともあり、子どもたちが直接おもちに触れる場面を極力無くすように配慮しました。この件については園医の高木DR、薬剤師の阿部さんに指示をあおぎました。
食べる分のおもちやお土産は、調理室で業務用のもちつき機を借り、調理スタッフや園の職員のみで作りました。ランチには、加熱したおしる粉と鮭ごはん、園の畑でとれた大根と肉の煮物、これも庭で収穫したキウィをいただきました。
例年通りとはいきませんでしたが、杵でつくこと、つきたてのおもちを食べることはできました。あったかいおもちを丸めるという体験を、来年はぜひ子どもたちに体験させてあげたいと切に思います。

年長のお手伝いをお申し出下さった後父母の皆様、いろいろお仕事の都合をつけて、スタンバイしていただいていたと思います。大変申し訳ありませんでした。
<園長>

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落ち葉で焼きいも

ろりぽっぷ 1004号 2016年12月2日

ろりぽっぷ1004号

木枯らしが、木々の葉を吹き落とし、園庭のあちこちに落ち葉の吹きだまりを残していきました。そんな日は、絶好のたき火日和。「たき火ですよ〜」の声にみな一斉に園庭に集まります。5、4、3、2、1!で着火。ちろちろとオレンジ色の炎が上がり、うすずみ色の煙がもくもくと空にのぼっていきます。子どもたちの視線はじっとたき火にそそがれています。時折風が吹いて煙が見守る子どもたちを包み込みますが、顔をおおったり、目をしばたたかせながらも、じっとがまん、がまん。だってたき火の中にはお目当ての焼き芋が入っているのですから…。
けやきやさくらの葉の煙にいぶされて、まるでくんせいの様になったスタッフが、たき火の中から取り出したお芋は甘くてほっかほか。ろりぽっぷファームのサツマイモはここでも大活躍でした。
巷(ちまた)では、たき火もままならない時代になりました。子どもたちの心の中に、たき火の記憶がとどまってくれればいいなと思います。
<園長>

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あせりから解き放してくれた育児書「育児の百科」松田道雄

ろりぽっぷ 1003号 2016年11月18日

ろりぽっぷ1003号

お子さんが病気やケガをしたり、成長面で心配な時、皆さんは何を頼りになさっていますか。今はネット時代ですから、パソコンで検索という方も多いのではないでしょうか。私の子育て時代はもっぱら育児書が主流で、バイブル的存在だったのが松田道雄著「育児の百科」でした。母を早くに亡くし、核家族でしたから、何か変わったことがあると育児書と首っぴきでため息をついたりホッとしたりと、頼りがいのあるおばあちゃあん的存在がこの本でした。
松田道雄さんは、医者にして思想家。1967年初版ののち2003年までに6刷を重ねています。私が手に入れたのは初版本でしたが、2人の子育てに活躍した後、義妹や友人の手に渡り、いつしか子どもの成長とともに書棚から姿を消していました。その育児書に再びめぐり合ったのは10年前のことです。書店でずい分探してやっと手に入れることが出来ました。
ページをめくり、あることばに再開した時、私の育児の原点はここにあったのだと思いを強くしました。それは、著者の「できる限り子どもの立場に身を置いて育児を考える」ということばです。思いかえせば、赤ちゃんの発達についても杓子定規に、何ヶ月になったらこれが出来なくては、という考えではなく、成長の様子にはさまざまなタイプがあっていい。子どもの個性を尊重しなければならないなど、未経験な私はずい分励まされたものでした。

この本のひとつの特徴は、集団保育を取り上げていることです。松田道雄さんは、

「3、4歳の子どもにエネルギーの自由な発散をさせ、楽しませ、かつ安全であるためには広い場所に出してやるのが一番いい。できるだけ大気の中で大地の上で自由に遊ばせたい。生き生きした子どもをつくるためには、子どもが自由意志で友だちと遊べる空間を与えねばならぬ。大人の管理されない安全な空間をどうつくるかが、集団保育のこれからの問題だ。」

と、述べています。また、

「幼稚園や保育園が小中学校の教育よりすぐれているのは人間関係の教育を優先させられるという点にある」
「幼児期の大事な時に、学校スタイルの保育を受けている子どもは仲間と協力することを知らない人間に育ってしまう。」

とも。
本書の中の松田道雄さんのこうあってほしいという思いと、ろりぽっぷとの共通点をいくつも発見し、私自身がいかに深く影響を受けていたかを再確認させられました。
この育児書は、150万人の読者を得て、今なお多くのお母さんたちから支持されています。父母用図書としてろりぽっぷ文庫に常備してありますので、是非一度手に取ってみて下さい。(「育児の百科」岩波書店 ¥3,800)
<園長>

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年長組 就学時健診 始まる

ろりぽっぷ 1002号 2016年11月11日

ろりぽっぷ1002号

今週は木枯らし1号が吹き荒れ、気温も真冬並みに下がり、いよいよ冬到来です。たき火、焼きいもが恋しい季節になりました。

さて、年長組は小学校入学に向けての就学時健診が始まりました。毎日何人かが早めのランチを食べては、小学校に出掛けています。就学に向けてスイッチオンというこの頃です。
第一子が入学という親御さんにとっては何かと気になる時期ですが、遠い昔のこととはいえ、私も長男の就学については、子ども以上に緊張したものでした。年長さんは、あと半年をかけて生活そのものも学校を意識して組み立てていかねばなりません。

学校は登校時間が決まっていますから、逆算して起床時間を決め、朝食、身支度を済ませなければなりません。慈恩寺小学校の校長先生が、かつて就学に向けて講演をしてくださった時に、入学前に読み書きがどれだけ出来るかよりも、生活の自立、自分のことを自分でしようとする自発性を身に付けることの方が大切とおっしゃっていました。もし、大人に言われなければ身支度が出来ない、手を貸してもらっているという現状であれば、見直す必要がありそうです。
授業中、椅子に座っていられるのかしらという不安の声も耳にすることがあります。年長になれば、かなり長い時間、集中して話しを聞くことも出来るようになってきますが、そこは個々の持ち味でちょっと落ち着きがね…と、気になるお子さんがいることもあります。椅子に座っているという形だけにとらわれず、話している内容を

ちゃんと理解できているかが問題です。そこで問われるのは、集中力と理解力、行動に移せるかですが、園でも一人ひとりの様子をよく捉え、足りない部分は後半年の中でしっかりと力をつけていきたいと考えています。
(検診当日、緊張で固まってしまってうまく受け答えが出来ず、再検査というケースが今までもありました。その後、問題がないという場合がほとんどですので、あまり心配なさらないようにして下さい。)
<園長>

Kくんの場合

今25歳になるKくんは年中時他園から転園してきました。理由は集団行動ができず、運動会にも出ないでほしいと言われたからとのことでした。
いつもニコニコしていて、元気な男の子でしたが、とにかく動きが激しく、いつも追いかけていたという記憶があります。在園中にADHDと診断されましたが、小学校の入学式で忘れられない出来事がありました。式の間中、走りまわる彼の姿を見た当時の岩槻市長が、補助教諭の配置を指示し、学校生活を支援してもらえる環境が整えられました。これをまさに鶴のひと声というのでしょうね。
Kくんはその後、3年生から特別支援学級へ、そして高校は特別支援学校へと進みました。少し前に近況をメールで知らせてくれましたが、岩手で社会人として、立派に生活しています。

豆知識

学校では1クラスに1・2名ほどの割合(5〜6%)で、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さんがいるという文科省のデータがあります。いたずらに気にしすぎることはありませんが、もし、そのような症例であれば、生きにくい思いをするのは子ども本人ですので、正しく理解し対応することで、学校生活がよりスムーズに送れることと思います。小学校では最近、特別支援という体制が取られるようになりさいたま市では全校に特別支援クラスが配置されました。

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いなご食べちゃった

ろりぽっぷ 1001号 2016年11月4日

ろりぽっぷ1001号

「いなごのおかわりくださーい!」と男の子が2人事務所に入ってきました。
月曜日、ランチのご飯の横に何やら茶色の虫のようなものが添えられています。いなごの佃煮です。
子どもたちがどんな反応を示すか、いたずら半分、昔ながらの食文化を伝えたいというまじめな思い半分あってのことです。
では、ランチタイムの様子はというと、子どもたちは小さいほど先入観がないためかほとんど食べることができましたが、比較的ダメなのはむしろ大人の様でした。

この頃はデパ地下の佃煮屋でしか見かけなくなったいなごも、以前は園で手作りしていました。稲刈りの頃に子どもたちと田んぼへ繰り出して、手ぬぐいの袋の口に10㎝ほどの竹の筒をくくりつけ、つかまえたいなごをポイポイと入れる。一度入ったいなごは逃げられないという仕掛けで、昔の人の知恵に感心したものでした。
いなごは4、5日お腹が空になるまで置いておき、熱湯の鍋に入れる。ちょっとかわいそうですが、人は万物の命をいただいて生きているのだからごめんなさいと目をつぶります。お湯の中のいなごは徐々にびっくりするくらい赤色に変わっていきます。その後、天日で干し、フライパンでからいりし、おしょうゆをじゃあっと回しかけて出来上がり。香ばしくてなかなかの味です。お肉など口にする事ができなかった頃、いなごは貴重なタンパク源だったのですが今では消えゆく食材です。
さて、だいぶたってから「娘が家に帰って、いなごが食べられなかったと大泣きした」と聞きました。当時いなごの数がだいぶ少なくなり、みんなにふるまうほどなかった年、自分にはまわってこなかったといういなごにまつわるせつないエピソードでした。

1000号に寄せて

ろりぽっぷだより1000号おめでとうございます。すごいですね。記念すべき1000号のときに幼稚園に在園できて、とてもうれしいです。息子がニコニコ顔で写真に載っていて、記念になります。
いつも楽しく読まさせて頂いています。手書きって、気持ちが出ますよね。あたたかい文章で、ばばも毎回読んでいます。<年長男児>

園だより1000号おめでとうございます!いつも園だよりを楽しみにしています。読んで微笑み、一周お休みの時は悲しみを覚えています。それだけ園だよりが生活サイクルの中に入っている証拠だと思います。500号のところに「みんなちがって みんないい」が載っていましたが、私が勤めている法人の理念がこれなんです。なので、同じ気持ちで同じ考えでろりぽっぷ幼稚園に安心して息子を預けることが出来ているのだと改めて思いました。大変だと思いますが、これからも続けていただき、たくさんの親が縁だよりの良さやあたたかさを実感できたらいいなと思います。<年中男児>

年長自由行動、親もドキドキ

娘は遠足がとっても楽しかったようです。自由行動で「ミーアキャットがすっごくかわいかったから、みんなにお願いして、2回も見に行ったの!」と話してくれました。自分の意見がみんなに伝えられたことも成長したな〜と思ったし、周りのお友だちも娘の意見を受け入れてくれたことに嬉しく思いました。
毎回思いますが、子どもたちの自由行動…想像しただけでドキドキしてしまいます。先生方、スタッフの方々、いつも本当にありがとうございます!<年長女児>

いなごを食べた息子を尊敬

今日、息子をお迎えに行き駐車場に向かっていると、「今日ね虫っぽいの食べた」と…「虫っぽいって何?何食べたの?」とよく聞くと「い・な・ご?メッチャ美味しかったよ!」と言ってました。いなごの佃煮だと思うのですが、見た目虫感満載の物を息子が食べられたのかと思うとおかしかったです。まともに虫も触れていないのにいなご食べたんだ…と言うか、私は米所の田舎者でいなごのたくさんいる場所に住んでいたのですがいなごは食べた事ないんです。なので尊敬のまなざし。
家ではなかなか食べられない食材?にチャレンジさせてもらってありがとうございました(笑)<年中男児>

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笑顔を届けたい 〜1000号アニバーサリー〜

ろりぽっぷ1000号アニバーサリー

900号当時、めざせ1000号などと勇んでみたものの実現できるか半信半疑でしたが、とうとう1000号を迎えてしまいました。
1号はまだ園名変更もしていない着任13日目の日付けです。当時のオーナー北山理事長の発案で、園だよりは毎週、クラス便りは実名で、それも手書きでと、その頃はワープロ全盛期、戸惑いの中でのスタートでした。以来、それがろりぽっぷ流として現在に至っています。
1号当時の先生が現在も園に残っていますので、その頃、どんな思いで園だよりに取り組んでいたか聞いてみました。「大変だったけどクラスだよりを書くにあたり、前より一層、子ども一人ひとりを見るようになった」と話しています。
全園児35名3クラスのこぢんまりした園でしたが、今は162名8クラス、多いクラスは24名ですから、先生たちの負担はいかばかりかと察します。園長自身もあぁ今週は行事もなくネタがないと夢にまで見ることがありますが、それでも続けているのは子どもたちの笑顔、園での楽しそうに遊ぶ姿を届けたいという思いがあるからです。
1001号からも園だよりを開いて、ほほえむ保護者の方々のお顔を想像しながら淡々と続けていくつもりです。

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グループごとで自由行動 〜年長遠足〜

ろりぽっぷ 1000号【年長版】 2016年10月28日

ろりぽっぷ1000号

お天気に恵まれた木曜日の遠足。年長さんは東武動物公園に行ってきました。

開園と同時に園内に入ると、午前中はクラスごとに動物を見てまわります。サル山では、かわいらしい子ザルを見つけて笑顔がこぼれたり、大きなフンを落としていたゾウの前では思わず鼻をつまんだり、食事中のシカを見ているとつられて「お腹空いた〜」と呟いていたり・・・動物たちの様々な姿に、色々な発見と驚きがあったようです。中でも、人気を集めていたのはペンギンで、右へ左へピュッと泳ぐ姿にみんな大興奮。ガラスに貼りつくようにして覗き込んでいた子どもたちの姿は微笑ましかったです。

そして、お弁当、おやつでパワーを回復した午後には、今回のメインである探検ごっこ(グループごとの自由行動)が始まります。スタート直後こそ「待って〜」「先に行かないでよー」という声もありましたが、時間が経つにつれて「行くよー」と声をかけ合ったり、地図を広げながら、「次はどこに行く?」「〇〇ちゃんはどこに行きたい?」など相談を始めるグループも出てきました。地図と目の前の景色とを何度も見比べながら現在地を念入りに確認し、友だちにも教えてあげていた子、メンバーがはぐれないように度々気にかけていた子、グループをまとめていた子・・・それぞれが力を発揮していた探検ごっことなりました。

9時半に入園してから14時半に退園するまでずっと歩いての移動だった今回、保育者が身につけていた歩数計は出口付近で9500歩でした。年長さんならきっと大丈夫と信じていましたが、本当にみんな最後まで自分の足で歩ききることができ、とても立派でした。
<主任>

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見沼自然公園へ 〜年中・年少遠足〜

ろりぽっぷ 1000号【年中・年少版】 2016年10月28日

ろりぽっぷ1000号

1日遅れていたら危なかった27日の遠足は、風はあったものの秋らしい日差しの中で1日を過ごすことができました。
当初、東武動物公園を予定していましたが、直前になってトレインが故障と連絡が入りました。さて困ったどうしようということで、候補に上がったのが見沼自然公園でした。
安全に遊べること、バスで30分程度で行けること、今までに行ったことのない新鮮な場所ということで決まりました。公園内は見渡す限り芝生が広がり(10.9ha)解放感にあふれています。子どもたちはリュックを置くと、走る走る、ひたすら走ります。固定遊具など障害物のない広い場所に身も心もとき放たれてキャッキャッと声を上げて走る様は、見ている私たちまでうれしくなってしまいます。
遠くに目をやると、広場の先に沼が見えます。たくさんのカモにエサを与えているおじさんを見習って、私たちもパンくずを投げ入れてみました。すると、巨大なコイも顔をのぞかせ、みんな大はしゃぎ。ひとしきりエサやりを楽しみました。最近禁止されている場所が多いだけに貴重な体験でした。「今度パパと釣ざお持って行ってコイやカメを釣りたーい」と盛り上がっている子がいましたが、釣りは禁止だそうです。念のため。
小春日和のあたたかな日ざしを受けて、ゴロンと寝ころんでいる子を見つけました。あまりにも気持ちよさそうなので私も一緒にゴロリ。青空がどこまでも続いて、何だかウトウトしてしまいそうです。遊びにあきた時の隠し玉にボールやフリスビーなどの遊具を用意していたのですが、出番がないほど何もない広場でいろいろな楽しみ方を見つけ出すろりぽっぷ子はさすがです。

さて、最後になってしまいましたが、先発隊の年中組は公園に着く前に年長組になったら行くキャンプ場の探検をしてきました。実際にその場所を見ることで心の準備ができるといいなと考えたからです。炊事場やキャンプファイヤーの場所などぐるりとひと回りしてきました。みんなの顔はといえば、9か月先のキャンプに思いをはせてか神妙なおももちではありましたが・・・。
<園長>

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思いだすこと ー柴崎正之先生ー

ろりぽっぷ 999号 2016年10月21日

ろりぽっぷ999号
ろりぽっぷ999号
木曜の朝、園に近づくとサンマを焼く臭いが風に乗って流れてきました。
今日はサンマの炭火焼きの日です。内輪でパタパタとあおぐ子どもたち。煙がモクモクと上がります。

さて、今号はろりぽっぷ立ち上げの頃から関わりがあり、保育の理念を確立していくために助言をいただいたり、相談に乗っていただいた柴崎正之先生(家政大)についてふれていきます。又、数多く講演していただいた中から、心に残った内容をご紹介させていただきます。

体調をくずされたここ何年間は園においでいただく機会がありませんでしたが、少し大きくなった卒園児のお母様方にはおなじみの先生でした。
当時、先生も子育てのまっ最中でお子さんの成長の様子を例としてお話なさる姿に子ぼんのうな父親ぶりがかい間見えて親しみを感じたものでした。

先生は北軽井沢の開拓農家に生まれ、水道もなく、冬はすき間から雪が吹き込むような環境で子ども時代を過ごされ、大変ご苦労なさったと聞いています。
現筑波大で障害児教育を専攻し、後に文科省で教育要領改訂にも関わられました。家政大に移られた後は、精力的に全国を回り、保育者たちの指導にあたり、幼児教育界を牽引されてきました。
えらぶらないあたたかなお人柄は学生、保育者、父母たちに信頼され、慕われていました。その保育界の良心ともいえる先生が10日に亡くなられました。65歳でした。通夜には何百人もの人たちがお別れに集まり、いかに多くの人たちに影響を与え、敬愛されていた方だったかを深く胸に刻みました。

子どもに向けるあたたかな視線、遊びの大切さを説く先生のご指導をまだまだ受けたかった、ろりぽっぷを見守ってほしかったと残念な気持ちで一杯です。ご冥福をお祈りいたします。

保育者として、理想的なかかわりを保証してあげられないかもしれない−
でも、今、私に、そして私たちにできる最大限のことは努力してみよう、という心意気だけは失いたくはないのです。
混乱している時代の中で、自分が何を基盤にして目の前の子どもや保護者とかかわっていくかを考えていただけることを祈っています。
柴崎正之

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園だより(2018年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

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